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遅くなってしまいましたが、先日(10月9日)の八郎岳下山後のつづきです。
山では食事休憩もせずに下りてきてしまったので、時刻はまだ12時半です。 折角なので長崎半島を観光しました。
まずはR499号線を南下して、国道沿いにある高浜海水浴場です。 ここは高校生時代の夏休みによく来た懐かしい場所です。 随分と整備されているようですが、砂浜と海の風景は昔のままです。
オフシーズンになり誰もいない静かな浜辺で昼食を摂りました。
霞んでいますが、沖には高島、中ノ島や人工島の端島(軍艦島)も見えます。
行ったことはありませんが、高島や端島からの同級生も沢山いました。
軍艦島
足元にはこんな光景もありました。 カニの子どもが魚の頭を無心に食べていましたが、人の気配を察して砂のなかに潜ってしまいました。 潜らなくてもほとんど判らないと思いますけど。
すぐ近くには高浜温泉がありましたが(昔はなかった)、今日は野母町にある野母崎海の健康村にある「陽の岬温泉」に立ち寄りました。 窓の向こうには軍艦島も見えています。
気持のいい温泉でさっぱりしたあと、長崎半島の先端にある権現山(198m)に行ってみました。
ここは日本本土の最西端のあたり、山頂には展望台があります。 遠くは鹿児島県甑島まで見ることができるそうです。
江戸時代寛永15年(1638年)には幕府の遠見番所が設けられたという歴史ある場所です。
このあとは脇岬から橋でつながった樺島にある「オオウナギ生息地」に行きました。 昔は小さな渡し船で渡った記憶があります。
島の狭い路地を歩くと民家と民家の間にある小さい井戸があります。 ここがオオウナギの生息地です。
奥には水槽を覆う粗末な小屋や”うな太郎之墓”があります。
うな子ちゃんとうな次郎くんです。
最後に近年リゾート観光地として賑わっている伊王島に初めて行ってみました。
のちに南極観測船”宗谷”として有名になった砕氷船を1938年に建造した川南造船所があった長崎市香焼町(現在は三菱重工長崎造船所があります)から、伊王島大橋(2011年3月27日開通)を渡るとあっという間に伊王島です。
島をぐるっと一周してみたかったのですが、長崎市による規制でマイカーは「やすらぎ伊王島」までしか行けません。 ここの大きな無料駐車場に置いてシャトルバスかレンタサイクルで観光するようになっています。 すでに夕方で日没も近いので、観光はあきらめて島をあとにしました。
この日は某所で車中泊し、車中で楽しい晩餐となりました。
翌10月10日は大村市を経由して佐世保市某所を目指します。
まずは、大村市街と大村湾の眺望を楽しもうと大村市中央部にある琴平岳(334m)に向かいました。
ここも戦国時代、歴史の舞台となったところです。
残念ながら、今日も霞んでいてきれいな景色は観ることができませんでした。
お昼の食事に立ち寄ったのは、長崎医療センター近くにある魚料理の店「一角」です。 ここは魚が旨いし、日本酒や焼酎にもこだわっていい品揃えをしています(残念ながら、いつも車なのでお酒を楽しんだことはまだありません)。
なかでも、higetiasのお気に入りは、
あなご鮨(950円)
絶品です! 赤だしは別料金(350円?)ですが大椀で魚のアラの量も半端じゃないし、旨い。
久々の好物に満足して、いよいよ、次の向かったのは、今回の小旅行で八郎岳と並んでもう一つの目的だった佐世保市の焼物の里”三河内”です。
今日は10月6日から開催されていた第56回「三河内陶器市」の最終日です。
最終日の午後とあって、透かし彫りや絵付け体験コーナーは客も少なめで、係りのおじさんもヒマそうです(笑)。
mamatiasは掘り出し物をたたき買いしています。
近隣の波佐見焼や有田焼も出品されているなか、お目当ての「平戸松山窯」も出店していました。
寛永時代から16代つづく平戸松浦藩ご用達の唐子絵窯です。
うーん、さすがにここはみないい値が付いていますね~。
mamatiasは唐子の絵柄はあまりお好みではないので、別の絵柄の器を数枚買って帰路に着きました。
完
2011/08/11(Thu)
夏休みは南アルプス遠征を予定していたのに、直前になって突然体調不良に・・・。
かといって家でじっとしている気にもなれず、思い立ってエルをお供に四国車中泊の旅へ。
11日の昼に自宅を出て、18:30発のフェリー[あかつき2]に間に合うように臼杵へ向かいます。
臼杵港から八幡浜へ
佐賀関の夕焼け
翌日は途中四万十川の景観を楽しみながら、狭い国道を延々と走って面河渓へ。
四万十川中流
道の駅美川で食べたアイス
面河渓
32年前の石鎚山登山の際の登山口面河渓を懐かしく楽しんだあとは、石鎚スカイラインを上り
土小屋へ。 昔とすっかり様子が変わっていました。
石鎚山に未練を残したまま、標高1500mの愛媛・高知の県境に延びる町道瓶ケ森線を残りの
ガソリンを気にしながら省エネ運転で下り、海抜0mの高知・桂浜を目指します。
桂浜・海津見神社龍王宮
2日目の宿泊地は、よさこい祭りで賑わう高知市近郊の道の駅「南国風良里」。
3日目は四国第2の高峰剣山を目指します。 高知自動車道&徳島道を利用し、美馬市から
国道438を見の越まで。 ここからは体調も良くないので無理をせず、標高差300mを往復
1800円のリフトで西島駅まで上がります。
ここからは標高差250mの周回コースを約4時間のトレッキングです。
一の森から目指す剣山頂を望む
剣山で出会った花々
まずは、
シコクフウロ
そして、今回の一番の目的はこの花。
キレンゲショウマ
見事に咲いていました。
ギンバイソウ
カニコウモリ
クロヅル
シコクフウロの群生
タカネオトギリ
くじゅうではあまりお目にかかれない花たちにも出会うことができました。
他にはホソバノヤマハハコ、キスゲ、ナンゴククガイソウ、アキチョウジ、オタカラコウなどなど。
見の越までもどって国道439を下り、三嶺の登山口近くの「いやしの温泉郷」で癒されます。
そして、3日目の宿泊地は道の駅「大歩危」。
途中のかずら橋には大規模立駐が出来ていました。
大歩危
最終日は再び美馬市に戻り、早朝の静寂に包まれた脇町のうだつの町並みを散策します。
松山容子さんのこんな懐かしい看板も。
その後高松で讃岐うどんの店を探しますが、開店前の時刻でどこも開いていません。
仕方がないのであきらめて、坂出から瀬戸中央自動車道で瀬戸内海を渡り本州へ。
途中、尾道にも立ち寄りますが、尾道ラーメンやお好み焼きの店はどこも長蛇の列。
暑いなか、皆さん我慢強いですね。
「てっぱん」のあかりちゃんの故郷
尾道ICから370Kmの道のりを週末半額を利用していっきに自宅まで帰りました。
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