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higetiasのエンジョイ・ライフ
higetias&mamatiasの日々徒然・・・
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2011/10/05(Wed)
 

前回の作業から約2ヶ月が経ち、8月9日から再開しました。


紹介記事は写真中心で細かい作業の説明までは行き届きませんが、最初に特筆すべきことを
忘れていました。 それは・・・

 ・材木はすべてエリート材(プレナー[カンナ]加工されたもの)を使用していますが、表面をより
  滑らかにするために切出す前にサンダー掛けをします。

 ・組上げてしまうと後から塗装できない部分ができるので、組上げる前に木材一本一本に防腐
  塗料(キシラデコールのクリア)を二度塗りします。

 
 ・木材の切出し寸法はすべて現場合せです。
  設計図や加工図もありません。 考えながら作り、作りながら考えます。

だから、時間や手間がかかるんです(苦笑)。



さて、腰窓(殺し窓)の製作に取り掛かります。  製作期間は2004年8月9日~8月28日(38H)

IMG_0028s.jpg



腰窓(殺し窓)は全部で6枚。 すべて透明の5mm強化ガラスをはめ込みます。

そのためには枠材が必要ですが、ちょうどいい寸法の木材がなかったので、すべてWRCの板材
1x6材(16mmx141mm)から切出します。しかし、これが大変手間のかかる作業なんです。

枠材(厚み16mmx幅40mm)が窓1枚につき8本 (縦2本+横2本)x2(内、外)

腰窓だけで 8本x6枚=48本   (長さは手間にはほとんど影響しません。)

ついでに言うと、

窓が 上下2枚x6箇所で 8本x12枚=96本

ドア窓が  2枚x2箇所で 8本x4枚=32本

TOTAL 176本。  気が遠~~くなるような数字です・・・・・・・・・。 


でも、先を見たり、考えたりせずに目の前のことをひとつひとつクリアーしていけば、いつかは
達成できるものですね。 (先を見通すことも必要ですが・・・)     


ちなみに、納まりはこちらをご覧ください。


ガラスが汚れないように内側から透明のビニールシートで養生しています。
ガラスの周りの白く見えている部分はコーキング材です。

IMG_0029s.jpg



続けて南側ドアを作りました。            製作期間は2004年9月4日~9月11日(15H)
詳細は省略しますが、腰板は「相欠き接ぎ」と「追入れ接ぎ」で嵌めています。
ドアの取り外しが容易な抜き差し旗兆番で吊り込んでいます。 
ガラスや取っ手の取付けはまだです。

IMG_0032s.jpg




次はいよいよ開閉窓の製作です。       製作期間は2004年9月19日~10月24日(57.5H)

窓は上・下2枚の6箇所で上は外側への跳ね上げ式、下は上下へのスライド式にします。
ただし、2箇所だけは外に柱や樋があり、跳ね上げできないので、上だけ「殺し」にしました。

まずは上の跳ね上げ窓を作ります。

IMG_0033s.jpg



IMG_0035s.jpg



苦闘8日間、57.5時間でやっと最後の窓も完成しました。

窓周りの三方に白く見えるのは、アルミアングルの水切りです。

IMG_0039s.jpg 



そのほかの窓の写真は最後に紹介することにして、

残りの作業を先に・・・。


北側、南側の壁板貼り

c8b43b5d.jpg



IMG_0045s.jpg



北側のドアもできました。

IMG_0044s.jpg

 

4da16ac5.jpg
 


換気扇の取付け

IMG_0050s.jpg



IMG_0051s.jpg


枠を付けます。

IMG_0055s.jpg

 

換気用小窓にも網戸と扉を付けました。

IMG_0059s.jpg



ドアの殺し窓も完成です。

9dfbb7b3.jpg



IMG_0057s.jpg



ドアの締まり金具(三角締まり)や鍵、取っ手も付けました。 

IMG_0058s.jpg



外側の取っ手には小枝を使用しました。   作業としてはこれが最後の作業となりました。

DSCN0155s.jpg



DSCN0156s.jpg




最後に窓の完成写真を紹介します。

東側の跳ね上げ&スライド窓  (スライド窓は真ん中を全開、両サイドを途中まで開けています)

DSCN0151s.jpg


途中まで跳ね上げたところ

DSCN0147s.jpg



DSCN0148s.jpg



跳ね上げにできずに上だけ殺しにした窓には網戸を付けましたが、そのほかの窓の網戸は来年の
蚊の発生時期前までお預けです。

床板を張ることも考えましたが、当分は半アウトドアの雰囲気を楽しもうと思い止めました。



サンルームに設置した手作りのガーデンテーブルで炭焼き料理をして竣工を祝いました。

DSCN0178s.jpg




翌年(2005年)のゴールデンウィーク前後の期間で、

 ①跳ね上げ窓のスライド網戸
 ②サンルーム内部の(家の外壁隠しの)壁板
 ③観音開きの戸棚、吊棚

を追加製作しました。

IMGP5370s.jpg



IMGP5373as.jpg


                                                    
                                                     


 

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2011/10/01(Sat)
 
壁枠の建込みが終わったら、次は屋根です。   製作期間は2004年5月15日~6月6日(45H)

梅雨に入る前に早く屋根を掛けてしまわなければ・・・・。

施工記録はこちらをどうぞ。


枠を組み終わり仮置きしてみます。 
屋根は全部で6枚ですが、枠材のジョイント部を少なくするために両端以外の4枚は2枚一組で
作っています。 理由は雨水の浸入リスクを減らすためです。

IMG_0014s.jpg



屋根材には厚さ5mmのポリカーボネートを使用します。 ガラスよりは軽量で強度もありますが、
それでもかなりの重量です。 ポリカをビス留めして、防水のためのコーキングを施したら、いよ
いよ本設置です。 ポリカを取り付ける前の仮置きは何とか一人でできましたが、本設置は一人
では無理です。 重過ぎてとても一人では上げることができません。 初めてmamatiasに手伝っ
てもらいましたが、それでも2枚一組の屋根は上げることが出来ません。 それどころかmamatias
は腰を痛めて病院に行くハメに・・・・。 

仕方がなく、近所の友人に手伝ってもらいました。 人の手を借りたのはこの作業だけでしたが。

IMG_0015s.jpg




IMG_0016s.jpg




IMG_0017s.jpg



とりあえず大仕事が一段落し、ほっとして少しペースダウン。

網戸を試作してみました。 本製作はまだまだ先になります。

IMG_0020s.jpg



つづけて東側窓上の壁板を貼っていきます。 木材はWRCエリート材の1x6材を使用し、雨水の
浸入を防ぐために電動トリマーを使って一枚一枚「相欠き接ぎ」にします。

IMG_0019s.jpg




IMG_0022s.jpg



ポリカ屋根の内側に日除け用のすだれも取付けました。 すだれはロール式に開放できます。

IMGP5172s.jpg




この後は、この年の春から手掛けていた先輩宅のガーデニングや友人宅のダイニングカウンター
製作など(記録No.35~42)のために、約2ヶ月間中断しました。





つづきます。   (次の作業は腰窓やドアの製作です)
                                                                     

2011/09/23(Fri)

 

過去記事ですみません・・・・。



趣味の一つとして98年頃からDIYにいそしんできましたが、最近は山歩きが忙しくほとんど
休止状態です。

製作から時間が経ち過ぎている上に、記録も不十分、記憶も曖昧ではありますが、このまま
ではますます過去に埋もれてしまいそうなので、この際過去の仕事の主だったものを徒然に
記録していこうと思い立ちました。





第一弾は、2004年から2005年に掛けて製作したサンルームです。


気候のいい季節の晴れた週末などには、ダイニングに外接したポーチで時間を過ごしたり
していましたが、次のようなリスクがありました。
 

 ①5月末から9月末は蚊に悩まされる。(higetiasの最大の悩み)
 ②ポーチでの食事を予定していてもその日の天気(雨、風)に左右される。


そこで数年間いろいろと考え続けた末に、ポーチにサンルームを自作することにしました。

しかし、実行するに当たってはクリアしなければならない課題があります。 家族の同意です。

相談した結果、娘は室内からの眺めが悪くなるとか言っていましたが、一番の関門だった
mamatiasは以外にも「いいんじゃな~い。」

ということで、思い切って実行することにしました。 


DIYは作業をしている時間も無心になれて楽しいものですが、計画段階でいろいろと案を
検討する時間がもっと楽しいような気がします。

こちらが案を検討していたときのスケッチの一部です。  実際に施工したものとは異なります。


施工期間は2004年4月4日から12月5日の約8ヶ月延54日、実働331時間でした。

施工記録はこちらをどうぞ。

使用した木材は主にWRCの2x4材、1x6材です。



施工の過程を写真でご紹介します。(写真の画像が悪く見づらい点、ご容赦ください。)



93aec4b4.jpg


ポーチの軒裏の下地にコーススレッドで受け材を固定します。
受け材で囲まれた部分がサンルームの床面積になります。 狭いですね~。

682978e6.jpg


ポーチの床にアンカーボルトを打ち込み90x90の根太材をボルトで固定します。

IMG_0003s.jpg


出入り口ドアが付く部分の壁枠から建込み開始です。


IMG_0004s.jpg

 

順次壁枠を建込んでいきます。

IMG_0005s.jpg


使用の木材は雨に濡らさないように、ブルーシートで養生しています。


IMG_0006s.jpg





IMG_0007s.jpg


壁の枠材の建込みが完了しました。

愛犬ティアスがガーデンテーブルの上で寛いでいます。

IMG_0012s.jpg





つづきます。

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